弘前大学大学院理工学研究科附属医用システム創造フロンティアでは、機械工学や電子情報工学の専門家が医学部や医療機関と連携し、新しい医用技術の提案と医療機器の研究開発をおこなっています。 本研究グループでは現在、自動採血ロボットの開発、ならびに、手術トレーニングシステムの開発を目標として、これら機器開発に関わる、力覚センサ、筋活動計測センサの作製と可視化技術に関する研究を進めています。
医工連携によるものづくりを推進する医用システム創造フロンティア
医用システム創造フロンティアでは、機械工学や電子・情報工学を専門とする研究者が医学研究者と連携した『医工連携』活動を進めています。現在、自動採血ロボットや医療手技トレーニングシステムの開発をテーマとして、要素技術の確立と試作機の製作を行っています。また、個々の研究者が運動解析、センシング、診断・治療支援技術に関わる基礎研究を進めており、幅広い分野での技術相談にも対応いたします。
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力覚と筋活動の評価:ヒトの活動を測るセンサ
小型の力センサを利用してヒトが外界から受ける力を可視化することが可能です。我々のグループでは、薄型の3軸応力センサの開発と、センサの運動計測への応用を行っています。また、薄型圧力センサを利用した筋活動計測手法を提案しており、リハビリテーションやスポーツ分野で筋力を可視化するツールとしての応用が期待されます。
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手術トレーニングシステム開発のためのセンシングと可視化
初心者教育や各種訓練においてVR・AR技術の利用は非常に有効です。これら技術を医療手技や外科手術のトレーニングに応用するためのシステムを開発するとともに、熟練者の「こつ」を可視化し、定量分析するためのセンシングシステムについても研究しています。
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青森県弘前市文京町3