株式会社チャーリーラボでは、”生体吸収性”をキーワードに、シルクタンパク質やマグネシウム合金を基材とする革新的な次世代医療機器の開発に取り組んでいます。生体吸収性の医療機器は、体内にインプラントされた後、患部の治癒・回復に伴って徐々に分解し、やがて消失するように設計されています。当該機器を用いた治療では、抜去等の再手術が必要ないため、医師・患者共に負担が軽減されます。
シルク由来フィブロインタンパク質の応用
シルク由来の構造タンパク質であるフィブロインは、機械的特性および生体適合性に優れ、かつ免疫原性が極めて低いため、生体吸収性材料として機能性と安全性を兼ね備えています。私たちは、この天然由来の特性をもとに、コーティング材やバルク材への応用を図っています。
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医療グレードのマグネシウム合金の応用
マグネシウムは、体内必須元素であるため、過剰量にならない限り、安全性に問題ありません。合金は、このマグネシウムを主成分に、わずか数%の他金属元素が添加されています。私たちは、術式や患部組織の性状、治癒過程の生体反応に応じて、機器の構造や構成を設計しています。
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